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2025.09.05

MEDIA

「カマキリ: 殺人者の外出(原題)」監督&脚本家 インタビュー


9月5日(金)夜9時50分より放送が始まるSBS新金土ドラマ「カマキリ: 殺人者の外出(原題)」(演出:ビョン・ヨンジュ/脚本:イ・ヨンジョン)。連続殺人鬼である母と刑事である息子が協力して捜査を繰り広げる高密度クライムスリラーで、ジャンル物に特化した“ドリームチーム”の制作陣と俳優たちのタッグにより、放送前から2025年秋の最大期待作として注目を集めている。

作品ごとに成長を見せる俳優チャン・ドンユン(チャ・スヨル役)は、さらなる殺人を止めるため、生涯憎み続けた“カマキリ”である母親と協力して捜査を行う刑事として登場。母と息子というかつてない関係性で交わるコ・ヒョンジョン(チョン・イシン役)とチャン・ドンユン(チャ・スヨル役)の圧倒的なシナジーは、本作最大の見どころのひとつだ。

では、この作品を作り上げたビョン・ヨンジュ監督とイ・ヨンジョン脚本家は、チャン・ドンユンをどのように見ているのだろうか。なぜキャスティングしたのか。ビョン・ヨンジュ監督とイ・ヨンジョン脚本家が思い描いたチャ・スヨル像と、実際のチャン・ドンユンはどれほど重なっていたのか。そして、共に作業しながらどんな思いを抱いたのか。二人に直接聞いた。

まずビョン・ヨンジュ監督は、「チャン・ドンユンさんは「砂の上にも花は咲く」という作品でとても魅力的だと感じました。少年らしさと青年らしさが同時に存在する、とても惹きつけられる俳優だと思います。素朴でありながら、同時に深い傷も抱えている…そうした繊細な演技が素晴らしいと感じ、キャスティングを決めました」と明かした。

また、ビョン・ヨンジュ監督は現場で印象に残った瞬間について、「チャン・ドンユンさんは、自ら映画演出もする俳優なので、その日の自分の演技だけでなく、一緒に演じる相手との呼吸まで丁寧に振り返る、素晴らしい主演俳優としての姿勢を持っています。そして共演者との演技でより大きなシナジーを生み出そうとする…とても良い“クセ”があるので、監督として毎日が幸せでした」と続けた。

チャン・ドンユンへの満足感は、イ・ヨンジョン脚本家も同じだった。
イ・ヨンジョン脚本家は、「チャン・ドンユンさんは以前から注目していた俳優です。ドラマごとにまったく異なる人物を演じるのに、それぞれのキャラクターの“温度”や性格の幅がとても広いにもかかわらず、自分らしい方法で自然に消化してしまうところが印象的でした。表面上は淡々としているけれど、内面では大きな不安を抱えているチャ・スヨルという人物を、誰よりもうまく表現してくれると確信していたので、本当に嬉しかったです」と語った。

ビョン・ヨンジュ監督とイ・ヨンジョン脚本家は声をそろえてチャン・ドンユンを称賛した。キャスティングが決まったときも、撮影が始まってからも、「幸せだった」と振り返る二人。制作陣がここまで満足するほどの演技を、視聴者もまもなく目にすることになる。「カマキリ: 殺人者の外出(原題)」への期待はますます高まるばかりだ。

SBS新金土ドラマ「カマキリ: 殺人者の外出(原題)」は、9月5日(金)夜9時50分初放送。

画像提供:SBS新金土ドラマ「カマキリ: 殺人者の外出(原題)」
出処:https://programs.sbs.co.kr/special/sbspr/board/65947?cmd=multi_list&board_code=sbspr_01&board_no=339574